2022年08月08日 15:42

TOMPLAは、9月5日~16日まで、新潟市信濃川万代テラスエリアで、フードデリバリープラットフォーム、出前館を利用したフードデリバリーの試験導入を行う。
現在、国内のドローン宅配は過疎地域を対象として導入が進められているが、一般普及化の為には一定の利用者人口が存在し、既存手段で課題を抱える地域都市でのサービス提供が重要。ドローンは、サイズが小さく軽いものの運搬に適しており、ラストワンマイルに近い工程で最も利用価値が高くなる。そのため、軽貨物を扱う地域物流や、飲食店のデリバリーでの需要が予測されており、同社を含めドローンによるフードデリバリーの実証事業が行われてきた。
しかし、これまでの実証事業は、運搬後の食品の品質確認や航路関連の検証のため、単日かつ限定された注文回数での実施となり、実際の市場環境とは言い難いものだった。そこで同社では、ドローンデリバリーの商用化のため、ドローンによるフードデリバリーのテストマーケティング出前館と協働し、12日間サービスを提供する。更に配送ドローンの運航については、TOMPLAが提供するドローン配送オペレーター養成講座を修了した、新潟県内を中心にフードデリバリー等の軽貨物事業を営む弘真物流が担当する。
この地域への導入モデルケースの取り組みについて、ドローン配送事業を検討する法人に向け、9月5日・7日~9月15日の期間で視察プランを提供する。申込みはこちら。