2022年07月11日 10:00

誠文堂新光社は、7月22日、科学絵本「スカイブック」を発売する。
本書は両サイドカバーになっており、前から読むと朝から昼の明るい空に関わるお話が、後ろから読むと夜の暗い空に関わるお話が読める。めくるだけで楽しく、一冊で「空」全体について学び、感じることができる。内容は、天気や雲、気象、星座、太陽、月などの基本のテーマから、空飛ぶ乗り物、ロケット、鳥や昆虫、空に関する世界の神話など、本書ならではの切り口のテーマがずらりと並ぶ。地球規模の気候変動や災害がいま人類の重要な課題になっているが、「空」はまさに天気や気候への興味の入り口。美しいイラストとともにさまざまなテーマを扱う本書は、「空」のことを楽しく知るためのうってつけの一冊だ。
本書は、身近な材料だけで簡単にできる実験や観察も多数紹介しているので、自由研究のテーマ選びや自宅での学習にも役立つ。部屋の中で雲や虹を再現したり、エコロケーション体験に挑戦したり、実際に手を動かしてみることで、ますます興味も深まっていく。毎日の天気予報や、日々空を見上げることがもっと楽しくなるはずだ。また、いつでもどこでも私たちのそばにあり、いろいろな表情を見せてくれる「空」は、家族の共通の話題にもぴったり。科学的知識だけではなく、文化や歴史的な解説も収録されているので、理科や科学に苦手意識があっても、興味のもてる項目がきっと見つかるはず。すべての漢字にルビが入っているので、小さな子どもでも無理なく読むことができる。
定価は1980円(税込)。発売日は7月22日。