2022年07月06日 18:57

フィスカース ジャパンが展開するイッタラは、アーカイブに保管されている歴史的なアイテムを復刻するプロジェクトを始動。第一弾として、1972年にタピオ・ヴィルカラがデザインしたガラスシリーズ「ニヴァ(Niva)」の3サイズを、期間限定で復刻生産・発売する。
タピオ・ヴィルカラ(1915–1985)にとって、フィンランドの自然は最も重要なインスピレーション源のひとつ。北欧の自然や四季の野性的で素朴な美しさは、ヴィルカラの美意識に大きな影響を与えた。自然がもたらす質感やパターン、フォルムを長い時間をかけて研究し、デザインに反映。こうしたヴィルカラの自然への洞察力は、イッタラのガラスのデザインの中にも息づいている。
またヴィルカラはイッタラガラス工場の職人たちと密に協力し、自身のヴィジョンを実現するための最良のテクニックを模索し続けた。ヴィルカラの代表作である「ウルティマ ツーレ」の氷が溶ける様子を表現した特徴的な表面のデザインは、この職人とのチームワークによって生み出されたもの。今回復刻するニヴァも、ウルティマ ツーレと同じ触感的な表面のデザインが採用されている。
ニヴァ とはフィンランド語で急流を意味する。その名前、商品のはっきりしたライン、表面の質感、中央が盛りあがった形、これら全てが北欧の自然との強い繋がりからもたらされた。今回の復刻では、オリジナルのニヴァのコレクションから、タンブラー(210ml)、ビアグラス(340ml)、グロッググラス(350ml)のグラス3種が登場する。全国のイッタラショップはこちら。