2022年07月06日 12:41

BookBaseは、2021年9月に開催した「小説下剋上コンテスト」より選出した受賞作の販売を6月30日に開始した。
これまでBookBaseでは、CtoCの小説販売サイトとしてUGC(ユーザージェネレイティッドコンテンツ)を中心としたサービス展開を行ってきた。しかし、UGCによるコンテンツクオリティのバラツキや出品する作家の悩みなどをヒアリングした結果、コンテストからの編集部による編集や校正、パッケージングなどを行い、作品のクオリティアップを図る公式出版を行わせてもらうこととなった。
今回の公式作品は2021年9月に実施した「小説下剋上コンテスト」という、既存のコンテストに落選した作品のみを対象としたコンテストにより選抜された作品になる。これを今後も継続し、従来の出版システムでは出版されなかった作品をBookBase編集部によるサポート&プロデュースを行い、高品質な商業作品として出版をおこなっていく。
従来の紙をベースとした出版システムでは、作品の作成から販売まで複数の業者が関わることで、コストがかさんでしまいクリエイターに十分な利益を確保することが困難であったという問題があった。これをBookBaseでは、オンラインにてワンストップで行うことができるシステムとすることで、従来の出版社と同様のサポート体制をつくりながら、印税50%とこれまでの5~6倍の高還元率を実現している。