2022年06月29日 19:44

生乳生産量日本一の町・北海道別海町ではふるさと納税の返礼品に、牛乳ができるまでを学べる絵本「たいせつなぎゅうにゅう」が付いた「学ぶ×食育」の品々を追加した。

「学ぶ×食育」は、別海町のふるさと納税返礼品に新たに加わった牛乳のことが学べる絵本「たいせつなぎゅうにゅう」付き返礼品シリーズの総称。「たいせつなぎゅうにゅう」は、写真絵本作家のキッチンミノルさんが描き下ろした、牛乳のことが学べる絵本。小さな子供が牛乳ができるまでを学ぶことができる。この「たいせつなぎゅうにゅう」と、別海町の牛乳や生乳を使った乳製品がセットになっているのが「学ぶ×食育」。絵本を見ながら牛乳や乳製品を実際に味わうことで、親子で五感を使って牛乳のことが学べるようになっている。

昨今、新型コロナウイルスによる自粛の影響で、乳製品の消費量が落ち込んでいる。これにより、酪農家が一生懸命に育てた牛の生乳が大量に余り、廃棄される危機に瀕している。別海町はそのような状況を受け、全国の子供たちに牛乳に対する理解を深めてもらい、少しでも牛乳の消費に協力してもらえたら、との思いで、「学ぶ×食育」の返礼品を設定した。多くの人に酪農の裏側や牛乳の大切さへの理解を深めてもらい、生乳の大量廃棄を回避すべく、全国の酪農家を応援して欲しいと考えている。

別海町では現在、全国の酪農家を応援するため、Instagram上にて、「乳製品消費拡大キャンペーン」アレンジレシピフォトコンテスト(8月31日まで)も実施中。