2022年06月28日 15:43

文京学院大学のふじみ野キャンパスの敷地内にて、50年に1度にして1度きりの開花をする多肉植物のリュウゼツラン(竜舌蘭)が、昨年に引き続き、今年も2本開花を迎える兆しが見られた。既に1本は約6mまで成長し、蕾も大きくなってきている。そこで、この奇跡の花リュウゼツランの開花を地域住民にも見てもらう機会として、7月1日よりキャンパス内のエリアを限定して一般公開を決定した。

リュウゼツランは、メキシコ原産のリュウゼツラン科の多肉植物。生育が非常にゆっくりで数十年の年月をかけて花を咲かせることから、Century Plant(センチュリー・プラント『世紀の植物』)という別名を持っている。リュウゼツランは開花を目前にすると急速なペースで成長し、最終的には黄色の花を大量に咲かせる。

リュウゼツランは「奇跡の花」の名の通り、50年以上の時を越え咲く花だが、本学では昨年7月10日に初めて1本の開花に立ち会うことができた。そして今年、2本の開花の兆しがあることが分かり、日々成長を見守っている。ふじみ野キャンパスでは、この2年連続の奇跡を、地域の人々とも共有をしながら開花を期待したいと、このたび一般公開を実施することとした。公開期間は7月30日までの予定。なお、大学公式SNSでも、日々の成長記録を配信している。