2022年06月27日 12:00

BtoBサービスの比較メディアUtillyでは、2022年6月に契約フローのデジタル化に関するアンケート調査を実施した。リモートワークの普及にあわせて業務フローのデジタル化も進んできている。今回は、契約業務に携わった経験がある人を対象に、契約フローのデジタル化の現状についてアンケート調査を実施した。

まず、現在の働き方について、調査対象の49.9%は「出社のみ」と回答。次いで「出社とリモートワークがそれぞれ同じくらいの割合」と回答した人が17.3%だった。働き方にリモートワークが入っている人は、全体49.4%という結果に。リモートワーク含め出社メインで仕事をしている人は全体の65.6%である一方で、リモートワークをメインとしている人は全体の16.4%だった。

また、現在の契約締結フローについて質問をしたところ、67.1%は紙の契約書類への押印および郵送での契約締結と回答した。次いで、電子契約ツールを利用したオンラインでの契約締結は21.7%だった。現在の契約書締結フローに関しての満足度を質問したところ、「電子契約ツールを利用したオンラインでの契約締結」について、78.9%が満足していると答えた。

一方で、調査対象者における現在の主要な締結フローである「紙と郵送による契約締結」の満足度は、52.2%だった。最も不満がある契約締結フローは「紙書類に押印後、書類をスキャンしてPDF送付する」方法であり、46.6%が不満を感じている結果となった。調査の詳細はこちら