2022年06月27日 12:00

自動車メンテナンス受託管理のリーディング・プレイヤーであるナルネットコミュニケーションズは、提携整備工場と同社の様々な業務を効率化するための統合管理システム「momoCan」を開発。一部の機能を、6月27日より稼働させる。

クラウドコンピューティングで構築された「momoCan」は、ヒトのMobilityとモノのMobilityの多様なサービスをつなげていくことが出来る(Can)オンラインシステム。稼働開始時は請求業務のオンライン化を実施。その後、提携整備工場にとって役立つ様々な機能を追加し、提携整備工場の困りごとを先回りして解決することにより大幅な業務効率向上を図る。

momoCan導入スケジュールとしては、6月27日より、一部の提携整備工場でテスト開始。2022年8月~9月、全国提携整備工場で本格導入の予定。将来的にはさまざまな機能を順次実装し、提携整備工場のプラットフォームとする。

例えば、人、場所、設備、機器などクルマのメンテナンスに必要なリソースを工場間や企業間でマッチングし、急な整備や不足するリソースを相互サポート。さらにリース車両管理機能によって、車両情報を一元管理。正しい情報を手間なく閲覧できる環境を構築する。また、高度整備情報の提供や人材紹介など、整備工場を働きやすい環境にするためのサポートを提供したり、蓄積されたメンテナンスデータと、現在のクルマの状況を比較。適切なタイミングで適切なメンテナンスを実施し、クルマの故障を予防する。