2022年06月27日 12:00

AI解析プラットフォーム『Wisbrain』を開発・提供するUltimatrustは、人とロボットの協働をより高度に推し進めるため、「Wisbrain」を基盤とした新しいサービスの開発・展開に着手した。

慢性的な働き手の不足、人件費高騰、コロナ禍による事業運営方法が課題となる中、複雑で高度な業務を担うことができるロボットの活用が推進されており、この流れは今後さらに加速する見込み。このような環境下、小売業においても人とロボットの協働の必要性が認識されているが、一方で導入時の課題も明確になってきている。

同社では、「Wisbrain」関連サービスで培った店舗における情報収集、解析、活用のノウハウを活かし、人とロボットとの新しい働き方に対応したプラットフォームの開発・展開を推進する。

たとえば監視カメラは、顧客の位置情報や動線などPOSシステムでは測定ができない様々なデータを取得することができる。しかし現状ではこれらカメラから得られた情報を活用する手段が限定的だった。「Wisbrain プラットフォーム」は、カメラからのデータを可視化、解析、利活用する仕組みを提供。独自のデータ分析・処理基盤を活用し、リアル空間、サイバー空間双方のデータを連動させることで、人とロボットの動きを効率化させることができる。ロボットをより活用可能なプラットフォームを提供することで、働き手不足を補い持続可能な社会の実現を目指す。