2022年06月27日 12:00

岡田工業は、バーチャル住宅展示場「LIVRA(リブラ) WORLD」を、6月1日に一般公開した。

住宅販売の定番ツールである住宅展示場は、建築や運営に多額な費用がかかり、特に中小規模の工務店は出展が難しい。加えて、近年ではコロナ禍の影響により、住宅展示場の来場者は減少しており、新たな集客方法として、高コストの住宅展示場に代わるバーチャル住宅展示場が注目されている。

バーチャル住宅展示場「LIVRA WORLD」は、リアルな住宅展示場とは異なり、建築等にかかる多額の費用が不要。また業界最安値な設定(同社調べ)のため、メインターゲットとなる中小規模の工務店にとってメリットのあるサービスとなっている。5年間で400棟のモデルハウスの出展(掲載)を目標とし、優良工務店の掲載を増やすことで、顧客と住宅事業者へ新たな出会いの場を提供する。

顧客にとって一生に一度の住宅購入は、充分に吟味、検討を重ねたいもの。その点において、バーチャルの住宅展示場では、従来の住宅展示場では難しい、ニーズに合わせた間取りの変更が可能。さらに、複数の住宅を見比べるといったことも、家に居ながらにして叶う。今後は、外壁や内装などの色合いを納得がいくまで試せるカラーシミュレーションや、素材やオプションをアレンジした際の費用を確認する価格シミュレーション機能なども随時実装する。