2022年06月14日 15:36

ヤマハミュージックジャパンは、ヤマハの100%子会社であるL.Bosendorfer Klavierfabrik GmbH(ベーゼンドルファー)のグランドピアノの限定モデルとして、「カメリア」を6月14日に発売する。
主な特長は、ヨーロッパの伝統的な技術を用いて描かれた優雅なデザイン。グランドピアノの屋根の内側に、異なる種類の木を使用したヨーロッパの伝統的な象嵌細工の技法による繊細な装飾を丁寧に施し、華やかな仕上がりと気品のある佇まいを実現。屋根の内側に描かれているデザインは、世界文化遺産・シェーンブルン宮殿の庭園にある大温室「パームハウス」で栽培されている椿の花から着想を得たもの。
色付けした木材に焼いた砂で焦げ色をつけて陰影をつける、伝統的なサンドシェーディング技法を採用。細部まで美しくデザインされた、ピンクや赤のカメリアの花を優雅に表現し、鮮やかな立体感を演出している。また鍵盤左側の拍子木部分にシリアルナンバーの入った真鍮プレートをはめ込み、限定モデルに相応しい特別な仕上げとした。
「ウィンナートーン」と評されるベーゼンドルファーらしいあたたかさとともに、煌びやかさを併せ持った音色。さらにエレガントな佇まいを兼ね備え、サロンコンサートやレセプションなどおもてなしの空間にも最適なピアノが誕生した。全世界18台限定のモデル、希望小売価格3080万円(税込)。詳しくはこちら。