2022年06月13日 15:22

エミレーツ航空は、2022年の世界環境デーのテーマ「Only One Earth(かけがえのない地球)」に賛同し、機内や地上での取り組みを通じて、大きな変化をもたらす努力を継続する。
同航空の機内用製品やサービスの開発においては、社内のサステナビリティ専門チームが初期段階から廃棄物管理に関する意見を出す。廃棄物ヒエラルキーに基づき、チームは廃棄物の発生防止を最優先し、次に製品が再利用可能か判断。再利用できない場合はリサイクルし、最終手段として責任を持って廃棄処分する選択がとられる。
この基準のもと、プラスチック製のストローとマドラーは、責任ある調達を経て紙製と木製の代替品に置き換えられた。エコノミークラスの心地よいサステナブルな毛布は、28本のペットボトルをリサイクルして作られたもの。エミレーツ航空はこれらの取り組みを通じて、2022年末までに1億5000万個の使い捨てプラスチック製品が埋め立て廃棄物として処理されることを防ぐことに貢献する。
今年導入されたエミレーツ航空エコノミークラスの最新アメニティキットも、機内で導入される前にサステナビリティ審査が行われた。この再利用可能なキットは洗えるクラフト紙で作られており、梱包材は90%がライスペーパーで出来ている。また、歯ブラシは麦わらとプラスチックを組み合わせた素材、靴下とアイマスクはrPET(再生ポリエチレンテレフタレート)で作られた。