2022年06月10日 09:59

阪急電鉄は、オンライン鉄道イベント「阪急レールウェイフェスティバル2022 ONLINE」を、6月16日~8月31日の期間で開催する。
同社は、例年春と秋に、正雀工場において鉄道イベントを開催していたが、2020年度と2021年度は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、実開催を見送った。現在もコロナ対策が必要な状況が続いているので、同イベントの実開催はまだできないが、2021年度に引き続きオンラインで開催することとする。
今回は、新たに「保存車両コーナー」を設け、開業当時に製造された1形や、日本で初めて量産された全鉄鋼製の600形など、正雀車庫で保存している車両の映像を公開する。また、これまでに配信したコンテンツに加えて、「みんな運転士コーナー」では、千里線を走行する電車の運転台からの展望映像や、5000系タイプのツーハンドル運転台と制帽(乗務助役タイプ)のペーパークラフトを新たに配信。さらに、「動画コーナー」では淡路駅で京都本線と千里線の電車が平面交差する様子を撮影した映像を、「すごろくコーナー」では神戸線を巡る「阪急電車すごろく」をそれぞれ追加するなど、2021年度に好評だったコーナーでもコンテンツをより充実させている。開催期間中であれば、パソコンやスマートフォン等から同社のホームページにアクセスすることで、誰でも参加できる。
事前予約や参加費は不要。日時は6月16日10時~8月31日18時(予定)。