2022年06月08日 15:55

ワタミが展開する「焼肉の和民」は、配膳ロボット「KettyBot(ケティーボット)」のスマート案内機能を活用し、ロボットに搭載された大画面のサイネージ越しに接客を行う「バーチャル店員」を開始する。

ロボットを提供するIoT・AIソリューション開発のSGSTがワタミと協業し、来店客をKettyBotが席まで案内し着席後、ロボットに搭載された大画面のサイネージを利用しての、店舗説明・ファーストオーダーの無人化を実現した。料理コースやレストラン施設の案内を行う。また、KettyBotに搭載された大画面サイネージならではのエンターテインメント性や安定した接客対応と走行性能で、案内~店舗説明~ファーストオーダー業務の効率化を図る。

今回の取り組みは、バーチャルライブ配信アプリ「REALITY」と協業して、アプリ内でイベントを実施し、イベント入賞者上位3名のライバー(配信者)をバーチャル店員として6月13日~7月10日の期間に起用。バーチャル店員に選ばれたのは、「夏野星空」、「ちーたゃ」、「鍵助」の3名となる。バーチャル店員の接客方法は、「焼肉の和民」の接客スタイルに合わせて、各ライバーが接客動画を事前に作成し、配膳ロボット・KettyBotに搭載する形で行う。配膳ロボットにライバーが接客を行うバーチャル店員というスタイルは、日本で初となる取り組みだ。

実施期間は6月13日~7月10日。実施店舗は、「焼肉の和民」池袋西武東口店、国分寺南口店、川越クレアモール店、坂戸北口駅前店。

ワタミ / SGST