
アートは、データスコープと業務提携契約を締結。アートの「入退室管理システムX-LINE(エックスライン)」とデータスコープの「顔認証・温度検知端末 Face FC(フェイスエフシー)」を一元管理する統合セキュリティシステムを全国に販売する。
従来、「X-LINE」と「Face FC」は別々のシステムとして導入されていたが、今回の業務提携により統合システムとして導入・一元管理が可能となる。導入及び運用コストを削減できるとともに、既設システムのリプレイスにおいても同様に一元管理を行うことができる。
アートは1976年創業の入退室管理システムメーカーであり、オフィスビル・工場・公共施設・住宅など多くの人が出入りする玄関やドアなどをオートロックおよび管理するセキュリティシステムを開発・製造している。また、利用者とセキュリティシステムの接点となるインターフェースについても業界トップクラスの技術とノウハウを蓄積し、多様なセキュリティレベルに対応できる高セキュアなトータルソリューションの展開をしている。
データスコープは、2018年設立の画像処理技術とディープラーニングの研究・開発を行うベンチャー企業であり、顔認証をキーとする人物属性情報分析や人物行動分析、物体形状認識、などのソリューションを提供している。
今回の業務提携により、両社が培ってきた技術を掛け合わせて「入退室管理ソリューション」の更なる高度化を推進していく。ゼロトラストセキュリティを牽引する「鍵」ソリューションを全国に向けて提供することで、人々の日々の安全安心を守り、より住みやすい社会の創造に貢献していく。