2022年06月07日 12:45

ソーシャル・エックスは、企業と自治体を繋ぐオープンイノベーションプログラム、「逆プロポ・ツアー」をローンチした。
同社は、ソーシャルベンチャーとして、企業と自治体が一緒になった事業開発を可能とする、官民共創プラットフォーム「逆プロポ」を通じ、社会課題解決型の新規事業を支援してきた。これまで、同社に相談する企業より、「自社で考える新規事業が実際の社会ニーズにマッチしているかわからない」「自社のソリューションはどのような社会課題解決に結びつくのか」といった悩みから、「社会課題の現場を見に行き、解像度を上げたい」という要望が数多くあった。一方、自治体からは「自分たちでは気づかない課題や魅力を企業に見つけてもらいたい」「企業の力を借りて社会課題を解決したい」「わが自治体で事業を展開してもらえたら」という声もあった。そのような両者のニーズに応える手法のひとつとして、「逆プロポ・ツアー」を展開する運びとなった。
「逆プロポ・ツアー」とは、企業における社会課題解決型の新規事業開発を、「官民共創」という新たな手法を使って進める際に利用できるサービス。様々な「自社の強み」がどのような「社会課題」と掛け合わせられるか、社会課題に精通した自治体とゆるやかなディスカッションを行い、実際の現場を見ながら解像度を高めていく。また、企画段階から自治体と共創することで、その後の実証実験までスピーディかつスムーズに行うことを目指す。「官」と「民」、双方の考え方や物事の進め方を理解する同社の「ソーシャル人材」が、円滑なコミュニケーションをサポートする。