2022年05月25日 09:58

マプリィは、同社が提供する森林管理や地域活動に役立つ地理空間情報アプリプラットフォームサービス「mapry」のオプションサービスとして、ドローン測量機能「mapryドローン版」の提供を開始した。

「mapry」は測量・林業・防災・農業・建設に関わる全ての人向けのサービス。これまで測量機器費用負担や機器操作/解析が難しくハードルの高かった三次元データの取得・解析を容易に行えるソリューションを提供している。「mapryドローン版」を使用することで、Shapeファイルなどで取り込んだ境界等を、AR表示にて上空から確認することが可能となった。また、航行地点や航行範囲を指定することで、フライトから帰還までの自動飛行でデータを取得することができ、森林の境界確認はもちろん、樹頂点や林分の把握・崩壊法面の調査・地上データ合成などへ利用できる。

ドローン飛行中に取得したデータは、「mapry PC版」と連携してオルソ補正、画像の点群化、DEMデータでの出力などが可能。また、「mapry iOS版」で取得した解像度の高い立木や地形などのデータを合成するなど、様々なデータを重畳表示して比較・変異の把握を行うことができる。対応機種は、DJI Phantom、Mavic、Inspireなど(一部非対応の機体もあり)。要望に応じて個別カスタマイズや機能開発も可能だ。

価格は5500円/月(税込)。

マプリィ