2022年05月24日 15:58

ダイヤニウムでは、鳥害対策製品「撃退ドットマン(R)」を、農業・畜産業界にスピーディに提供するため、鳥害対策専門チームを設置した。同社は、全国にて環境浄化触媒の製造販売、各種工事、ウイルスや菌を媒介する鳥害対策、室内空気質をモニタリングするIoT機器の開発を行う企業。

今回新しく設置した鳥害対策専門チームで提案する「撃退ドットマン(R)」は、従来の鳥害対策とは異なり、特殊な偏視覚レンズを活用。鳥の視覚を混乱させることによって、鳥害を防止する。単独で十分効果が得られるが、従来の剣山、ネット、忌避剤などの対策と併用することも可能な為、必要最小限の投資で大きな効果を得ることが可能。

従来、鳥害は「表に出せない」、いわば企業の恥部として捉えられてきた。しかし食卓に並ぶ食品を製造する工程において、その材料のほとんどは鳥からしたら「ごちそう」であり、寄ってくるのは当然のこと。鳥がいるのが当たり前の環境において、対策をしているということが消費者を守ることにつながる。

今までは対策をしている、ということが恥ずかしい事の様に捉えられてきた。しかし同社では、逆に「対策をしている」というその事実自体をPRできる社会情勢になってきていると考える。したがって、この度、鳥害対策事業部を設置。全国のJAや畜産農家に提案を速やかに行えるよう、鳥害対策専門チームを設置することを決定した。実際の導入は鳥の被害状況のヒアリングを行い、現地調査後、提案書をもとに設置工事を行う。