2022年05月23日 09:48

JAXA新事業促進部は、産業振興・宇宙利用拡大を目指した新しい施策として、「輸送/超小型衛星ミッション拡充プログラム」を新たに始動した。

拡充プログラムとは、大学、民間企業、JAXA等が連携し、革新技術にも挑戦する超小型衛星ミッションを民間小型飛翔機会を活用して実現するとともに、宇宙輸送サービスの多様化も促す新しい研究開発プログラム。今回、拡充プログラムの中で、第1弾の取り組みとして、超小型衛星ミッション公募を実施する。

大学、民間企業、JAXA等の三位一体による超小型衛星ミッションを提案してもらい、採択されたミッションアイデアは、実現性を検討しコンセプトを固めた上で審査を受け、ミッション達成可能と判断された場合は、衛星開発フェーズへ移行。さらに、衛星開発フェーズにて開発・製造された衛星は、民間小型飛翔機会を活用してミッションを実現する。また、拡充プログラムでは、プロジェクトマネージャーをJAXAの外に配置することで、従来のJAXA研究開発手法にとらわれないスピード感を重視したプロジェクト運営をしながら、JAXAの研究開発成果等を糾合することで、早期に超小型衛星ミッションの実現を目指す。

公募提案〆切日は6月30日。オンライン説明会を5月25日16時~17時に開催予定。

輸送/超小型ミッション拡充プログラム概要 / オンライン説明会申し込み