2022年05月20日 15:54

アーバン・イノベーション・ジャパン(UIJ)は、豊中市(大阪府)が取り組む協働実験の課題5つを公開。参加するスタートアップ企業の募集を開始した。6月12日に応募受付を終了し、7月上・中旬には採択事業者を決定、7~11月を協働期間とする予定。

UIJは、日本全国の自治体の課題とスタートアップ・民間企業をマッチングするオープンイノベーション・プラットフォーム。DXに取り組む自治体のニーズを、本当に課題を解決できる人のところにまで届け、適材適所に課題を解決できる民間事業者との出会いが加速する姿勢が高い評価を受け、2021年度グッドデザイン賞を受賞した。2018年の兵庫県神戸市における取り組みを皮切りに、これまで全国の自治体とプロジェクトに取り組んできた。豊中市での実証プロジェクトは昨年に続いて2年連続の取り組みになる。

豊中市は、デジタル技術を活用し、「暮らし・サービス」「学び・教育」「仕事・働き方」のあり方を根本から変革していく方針を示した「とよなかデジタル・ガバメント宣言」を、2020年8月に発出。同市は新大阪駅、大阪国際空港などが近く、全国各地から抜群の交通アクセスを誇る。また、市内には大阪大学や大阪音楽大学のキャンパスがあり、公民学の様々な繋がりを活かした連携事業を展開。

地元の企業のみならず、全国の才能とやる気にあふれたスタートアップ企業などからの応募を期待している。なお協働実験への参加事業者を募集するにあたり、オンラインでの説明会を用意。詳しくはこちら