2022年05月19日 15:47

「サホロ椎茸」では、6月1日より、椎茸農家を応援できるNFTの販売を開始する。NFT化させたのは、主に農作物の写真。農家の見習い研修をしていた頃から撮りはじめたもので、総数はおよそ7500枚。今回はその一部をNFT化した。

コレクション数は約2200。初回販売ではそのうちの100点を販売する。販売収益は当農家への支援金として使うが、使途のメインとして「プレミアム椎茸」の開発費用を予定。詳しくはこちら

同農園は過去より受け継いだ「原木椎茸の美味しさ」を後世へと伝えようと、十勝の気候に紐付いた昔ながらの栽培方法で最上級を目指している。栽培に使用する原木は、北海道産オリジナルとなるミズナラ。現在では珍しい2夏経過の腐朽期間を設け、さらに北海道では珍しくなった森の中での腐朽を行っている。ゆっくり進む腐朽のおかげで最高の椎茸が育つという。

本プロジェクトは原木しいたけ農家だけではなく、原木しいたけ農家を取り囲む経済圏を活性化させることを目的としている。また、食文化の維持発展と林業の活性化、里山問題等の諸問題の解決を願うものである。さらに、多くの人が諸問題の関係者となれるよう、架け橋的な役割を担う。本プロジェクトの最終的なゴールは、開発するプレミアム商品のブランドの確立。それを元に、次の世代がこの文化および経済圏の維持発展に努めて欲しいと考える。