2022年05月19日 10:02

キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)と博報堂は、共同で、ニューノーマル時代の新しいアート鑑賞体験として、没入型オンライン鑑賞サービス「ZOOOOOM ART MUSEUM(ズーム アート ミュージアム)」の事業検証を6月より行う。
「ZOOOOOM ART MUSEUM」は、「神は、細部に宿る。」をコンセプトに、一つの美術作品にとことんズームすることで、家にいながら作者の作品への並々ならぬこだわりを知ることができる、新しい没入型オンライン鑑賞体験だ。キヤノンの最新イメージング技術を搭載したカメラで、作品のタッチや線の繊細さ、色使いや陰影の作り方などのディティールを撮影。また出演者から、作者が影響を受けた人物や当時の時代背景、普段はなかなか聞けない学芸員の研究成果も同時にライブ配信する。解説では、作品に込めた作者の想いやメッセージを参加者とともに考察することで、オンラインだからこそ実現できる新たなスタイルの鑑賞体験を目指す。
今回の事業検証は、アーティゾン美術館の協力により、ベルト・モリゾ「バルコニーの女と子ども」、ポール・セザンヌ「サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール」の2作品について配信。今後本格的なサービスとしての展開を目指し、美術館との連携や配信する作品を増やすなど、規模を拡大した事業検証を進めていく予定だ。
料金は500円。開催日は、第1回6月6日:「バルコニーの女と子ども」、第2回6月18日:「サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール」。申込期間は5月18日~各回開催日。