2022年05月19日 09:58

ソラコムは、クラウドカメラサービス「ソラカメ」を5月18日より提供開始する。

ネットワークカメラは、最も身近なIoT製品のひとつ。店舗や工場、建設、農業などの現場では、これまで現地に赴き、目で見てチェックしていた作業を、カメラを用いて遠隔地からいつでも確認できるようにしたいという法人利用のニーズも高まっている。しかし、既存のカメラソリューションは初期投資が高額、データ保存環境の整備が必要で、初期設定や操作方法が煩雑であるという課題があった。そこで、IoT製品を開発・販売するアトムテックと協業し、同社がコンシューマー向けIoT製品で培った知見と、ソラコムがビジネス向けIoTプラットフォーム提供で培った知見とを融合し、クラウドカメラサービス「ソラカメ」を共同開発した。

「ソラカメ」は、カメラの映像をクラウドに常時録画できるクラウドカメラサービス。1台から導入できる、初期費用2980円の設置が容易なカメラを提供し、ユーザーはスマホを用いてクラウドカメラを数分で迅速に導入できる。スマホアプリから複数台のカメラ端末を管理が可能で、カメラのリアルタイム映像のモニタリング、過去録画の閲覧ができる。今回、協業の第一弾としてアトムテックの提供する「ATOM Cam 2」が「ソラカメ」に対応。「ATOM Cam 2」は、Wi-Fiと電源があれば設置できる一辺約5cmのカメラだ。

料金は初期費用2980円。ライセンス体系は、クラウド常時録画ライセンス「7日間」月額990円、「14日間」月額1650円、「30日間」月額2160円(すべて税込)。

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