2022年05月18日 15:24

アラインは5月18日より、外部データ提供サービス「ソトミル」に分析機能「ソトミル.特徴分析」を追加した。

近年、社内で得られるデータだけでは不足していると感じて、IoT・センサー・外部データなどを重ね合わせ、意思決定の質を高めたり高度な予測に取り組む企業が増加。そのため、ソトミルに蓄積される外部データを活用したいと考えているものの、データ分析を担う人材がおらず、使いこなせるか自信が無いといった声も寄せられていた。

こうした状況の中、同社では、データを活用する直接の利用者(業務部門の担当者や経営層)が、簡単にノーコードで使えるような機能追加に取り組んでいる。今回の「ソトミル.特徴分析」は、2022年4月にリリースした直感的に使える分析画面「ソトミル.View」に続く機能追加になる。

「ソトミル.特徴分析」は、商品の販売や出荷情報等をアップロードするだけで外部データとの分析を自動で行う。数千万件以上の組み合わせの中から、関連性の高い条件(気象・期間・商品属性)の抽出と、ダッシュボードに出力することが可能。これにより、季節性商品の発注業務が行い易くなることや、AI需要予測システムの精度向上が期待できる。

食品卸の事例では、多数の取扱商品の中から季節性商品を見つけ出して商品毎の特徴を類型化できるようになり、発注精度が向上することがわかった。アラインでは、今後もソトミルの機能拡張を通じて食品流通DXに貢献していく。