2022年05月17日 15:50

スカイロジックは、QRコードを読み取ることで「モノ」(商品・資材)と「場所」(棚・倉庫)を結び付け、「何がどこにあるか」の情報をグループでリアルタイムに共有するクラウドシステム「QRものドコ」を5月18日にリリースする。

スカイロジックではこれまで製造現場を効率化する画像処理を中心としたソフトウェアの開発を手掛けてきた。メインユーザーである製造担当者とのやり取りの中で、「モノを探し回ることがあるので何とかしたい」「商品や部品のピッキングの効率を上げたい」「資材搬入者と資材の型番などの情報共有をしたい」という要望があった。現在では企業、個人ともにスマホの利用が定着している。そこで、棚や番地を示すQRと資材に添付されたQRをスマホのカメラで交互にスキャンするだけで自動的に商品や資材の情報をグループ共有できるクラウドシステムが普及できると考え、「QRものドコ」の開発に取り組んだ。

同システムでは商品や資材の場所がピンポイントで特定できるほか、搬入担当者や搬入日時も分かるため、これまで商品や部品の場所が分からず搬入担当者に問い合わせたり、資材を探してフロアを歩き回ったりしていた場面での効率化に役立つ。資材が納入されたか、いつ納入されたか、その資材が今どこにあるかの情報がスマホだけでシンプルに共有できるようになる。アプリのインストールも不要。小規模での利用は無料だ。

価格は無料~。リリース日は5月18日。

QRものドコ