2022年05月16日 15:55

キヤノンITソリューションズは、暗号化により顧客サーバー内の重要情報を保護する「Cipher Security Service(サイファーセキュリティサービス)」を5月16日より提供開始する。

情報システムの利便性が増すとともに、不正アクセスやサイバー攻撃など外部からの脅威は年々高度化、巧妙化している。また、4月には改正個人情報保護法が施行され、情報の取り扱いに対する規制はますます厳しくなっている。キヤノンITSは情報漏えいに不安を感じている企業が、手軽にサーバー向けの暗号化が可能な「Cipher Security Service」の提供を開始する。

同サービスは、ハードウェアセキュリティモジュール(HSM)のグローバルリーダーであるThalesが提供する統合データセキュリティプラットフォーム「CipherTrust Data Security Platform」を使用したサーバー向け暗号化サービス。特長は、「暗号化」(データベース、ファイルサーバーに保存されているデータを暗号化)、「鍵管理」(暗号化に使用する暗号鍵はキヤノンITSの鍵管理専用サーバーで保護)、「運用代行」(面倒な暗号化ポリシー設定はキヤノンITSが代行)、「透過的」(パソコンなどのエンドポイントにソフトウェアのインストール不要)、「月額プラン」(月額料金で利用できるので手軽に導入可能)。

価格は、サーバー1台につき月額18万円(税別、初期費用別途、2台目以降月額12万円)。提供開始日は5月16日。

Cipher Security Service