2022年05月02日 12:36

大阪府東大阪市とフューチャーリンクネットワーク(FLN)は、「野良猫の不妊手術助成金」のふるさと納税型クラウドファンディングを5月1日より開始した。

東大阪市のふるさと納税は、4月時点、約100事業者・650品の地域の魅力あふれる返礼品を提供している。FLNは、2020年9月より東大阪市のふるさと納税委託業務を開始した。

東大阪市では地域における「猫による被害の軽減」、「不幸な命を生み出さない」、「猫の殺処分数の削減」を目的とし、2012年度から市内に生息する猫(2018年度からは野良猫のみ)に不妊手術を受けさせている。また、繁殖の制限を行う市民及び市内在勤者に対し、その経費の一部を「野良猫の不妊手術助成金」として交付している。現在年間300万円の予算で助成金制度を実施しているが、想定を上回る数多くの申請があり、2020年度、2021年度には、9月中に予算が尽きてしまった。予算額300万円は決して少ない金額ではないが、秋以降の出産シーズンに対応するためには、さらなる助成金の財源確保が必要となる。そこで、今回のクラウドファンディングで賛同者から支援された資金を活用し、より多くの市民に野良猫の不妊手術費用の助成を行い、この事業を促進していきたいと考えている。

目標金額は100万円。寄付受付期間は5月1日~7月29日(90日間)。

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