2022年04月15日 12:01

観測ロケット「MOMO」と超小型人工衛星打上げロケット「ZERO」を独自開発・製造しているインターステラテクノロジズは、「ニコニコ超会議2022」に初出展する。「ニコニコ超会議」は2012年に始まり、新型コロナウイルスの感染拡大でオンライン開催となる前の2019年には、約17万人もの来場者数を記録している超大型イベント。
同社は4月29日・30日の両日、「超宇宙開発 POWERED BY ホリエモン」と題したブースを初出展。2021年7月に宇宙空間に到達した観測ロケット「ねじのロケット(MOMO7号機)」を初展示する。この機体は本来、2020年7月に打上げ予定だったが、エンジン点火器の不具合によって打上げ直前に安全装置が作動して自動停止した。その後、全面改良した新型7号機を2021年7月に打ち上げたため、展示用として本社で保管しているもの。会場では機体に乗って写真を撮影することができる。
また、2018年に炎上した「MOMO2号機」、MOMOの次世代機として開発を本格化させている超小型人工衛星打上げロケット「ZERO」の実物大バルーンを展示。国内民間単独として初めて宇宙空間に到達したインターステラテクノロジズが進める、民間開発ならではの失敗と成功の軌跡を体感できるブースを企画している。4月30日10時からは、エンジニアがロケットについて説明する「ロケット超解説」に、インターステラテクノロジズファウンダーの堀江貴文さんも登場する予定。