2022年04月13日 19:35

Osaka Metro Groupの広告事業を担う「大阪メトロ アドエラ」は、駅デジタルサイネージの放映素材にQRコードを掲出した際の効果検証を実施。その結果について公開した。「大阪メトロ アドエラ」は、Osaka Metro Group広告事業のDXや新規メディア開発などの事業拡大を担っていくため、2021年4月に独立会社化した広告会社。
デジタルOOH広告とデジタルキャンペーンの組合せの効果検証としては、インスタグラムのARコンテンツ利用促進を目的に「Osaka Metro DOOH Ads Platform」を活用。デジタルOOHのターゲット、時間帯、曜日、インプレッション&リーチとARコンテンツのアクセス数を計測した。その結果、デジタルOOHの総インプレッションが同じでも、時間帯と曜日を集中して配信した方が、オンラインのアクセスに3倍の効果があった。また、オンラインへアクセスした属性は、男性43%・女性56%、男性は20代~30代、女性は10代~20代が過半数であった。
今年2月に開催された米国スーパーボールのQR広告が注目を集め、オフライン広告からオンライン情報に利用者を誘導する方法として、QRコードの採用が再び見直されている。
同社では引き続き、QRコードを掲載するコンテンツによる違いを検証するため、平面裸眼3Dの立体視・錯視効果の表現を工夫したコンテンツの配信により検証を重ねていく。