2022年04月07日 19:00

東京ガスが提供するサービス「トリセツ+HOME」が、このたび、「東京建物」の賃貸マンションに標準採用された。なお、本サービスの賃貸マンションへの標準採用は今回が初めてとなる。

本サービスでは、住宅引き渡し時に入居者へ渡す住宅設備の取扱説明書一式を、スマートフォンアプリやWEBで確認できる。また、入居者が自ら購入した家電製品等を登録することで、保有する製品の取扱説明書を一元管理・閲覧することが可能。さらにオプションメニューとして「住宅事業主による住宅設備情報・取扱説明書の更新機能」「入居者へのお知らせ配信機能」を提供する。

入居者にとっては、しまいっぱなしになっていた取扱説明書を探す手間が省け、書類の保管スペースを収納スペースなどに活用できる。またオプションメニュー採用により、建物内の掲示板等で確認していた管理会社からのお知らせを外出先からも確認できるなどのメリットがある。住宅事業主にとっては、紙で用意していた取扱説明書一式を竣工時に準備する業務負荷軽減・作業改善が期待できる。また、設備に関する問い合わせや設備の修理手配の際、確認の迅速化が図れるなどのメリットがある。

ペーパーレス化による業務効率化・環境貢献が評価され、2019年7月以降に竣工する首都圏での東京建物分譲マンションシリーズ「Brillia」にて標準採用。賃貸マンションシリーズ「Brillia ist」でも標準採用に至った。3月31日に竣工した「Brillia ist町屋」から本サービスの導入を開始している。