2022年03月31日 16:10

α(アルファ)-発注」を提供するinfonervは、過剰発注になってしまう危険性の高い商品を自動で検知して、ユーザーに注意喚起する機能の提供を開始した。「α-発注」は、需要変動や複雑な仕入れ条件などを加味した適切な発注リストを、AIが自動で生成するツール。

小売りや卸売りの事業者にとって、過剰発注は経営に悪い影響を及ぼす大きな問題。過剰発注を抑制するために様々な企業努力がなされている。ただし、大量の商品を扱っている小売りや卸売りの事業者にとって、一つ一つの商品の販売状況を正確に分析することや、状況を踏まえた適切な発注を行うことは非常に困難で、現実的ではない。

そこで「α-発注」では、AIの力を利用し、全ての商品について過剰発注の危険性を検知し、ユーザーに注意喚起する機能を開発した。今回の機能では、「α-発注」が自動で生成する発注リストに対して、過剰発注になる危険性の高い商品がある場合はアラートを表示する。

「要注意販売パターン」と「発注過剰注意」のアラートが表示されることで、人の目では見落とされやすい過剰発注の危険に気が付くことができる。また、過剰発注の危険がある商品にアラートが表示され、危険の少ない商品にはアラートが表示されないため、効率的に発注リストのチェックが行える。「α-発注」を導入している事業者は、どちらの機能も無料で利用することが可能。