2022年03月30日 15:36

ニコン・トリンブルは、建設・土木向けGNSS受信機「Trimble R4s GNSS」の販売を開始した。「Trimble R4s」は、これまで測量向けGNSS受信機ベーシックモデルとして販売してきたが、遂に工事測量用コントローラー「LANDRiV Pro(ランドライブ プロ)」に対応。新たにLong-Range Bluetooth(Bluetooth Class1)にも対応し、快適な工事測量が可能となった。

高層ビルの谷間や中山間地など、衛星の捕捉が難しい環境下で威力を発揮する「Z-Bladeテクノロジー」。一般的なGNSS受信機は、数ある測位衛星の中でもGPS衛星が一定数捕捉できないと測位できない。Trimble R4sは、Z-Bladeテクノロジー搭載で、GPS衛星数が少なくても他の衛星システムで補完。時間帯により変化する衛星配置を気にすることなく、現場の作業ペースに合わせて観測でき、パフォーマンスを向上させる。

質量930g、直径210mmという軽量・コンパクトなボディで取り回しもしやすく、長時間の観測やアップダウンの多い現場での負担を軽減。バッテリーは10時間連続稼働が可能で、丸一日の作業に使用できる。また、本体の周りには耐衝撃性を高めるラバー加工が施されており、万が一ポールを倒すなどの衝撃を与えても壊れにくい堅牢設計となっている。詳しくはこちら