2022年03月28日 12:46

ELYZA(イライザ)は、キーワードから約6秒で日本語の文章を生成できる大規模言語AIの開発に成功、同モデルを用いた文章執筆AI「ELYZA Pencil(イライザ ペンシル)」をデモサイトとして一般公開する。

東京大学松尾研発・AIスタートアップのELYZAは、「未踏の領域で、あたりまえを創る」という理念のもと、日本語の大規模言語AIに焦点を当てて企業との共同研究やSaaSプロダクトの開発を行なっている。

文章執筆AI「ELYZA Pencil」は、2021年8月に公開し5日間で13万人利用の反響を得たELYZA DIGESTに次ぐ第2弾の大規模言語AIの公開となる。「ELYZA Pencil」は、キーワードを数個入力するだけで、約6秒で日本語のタイトルや文章を自動生成する文章執筆AI。ELYZA独自の大規模言語AIを用いることで高精度な生成型の文章執筆を可能にした。今回の一般公開デモではニュース記事、ビジネス用のメール、職務経歴書の生成機能を提供する。

今後、ELYZAはホワイトカラーが持つ「書く」業務を生成型の文章執筆AIでサポートしていきたいと考えている。「書く」「まとめる」「読む」「答える」などの多様なホワイトカラー業務を大規模言語AIでサポートすることにより、全国民のホワイトカラー業務10%以上をAIへ代替できる可能性があるのではないかと想定している。

ELYZA Pencil