2022年03月28日 09:04

Ridge-i(リッジアイ)は、内閣府が主催する「第5回宇宙開発利用大賞」において、環境大臣賞を受賞した。

今年度で5回目の開催となる「宇宙開発利用大賞」は、宇宙開発利用の推進において大きな成果を収める、先導的な取り組みを行う等、宇宙開発利用の推進に多大な貢献をした優れた成功事例に関し、その功績をたたえることにより、日本の宇宙開発利用の更なる進展や宇宙開発利用に対する国民の認識と理解の醸成に寄与することを目的とした表彰制度で、2年に1度開催される。今回受賞した環境大臣賞は、地球環境保全、公害の防止、自然環境の保護及びその他の環境の保全の視点から特に顕著な功績があったと認められる事例に送られるものだ。

リッジアイは、AI・ディープラーニング技術のコンサルティングと開発を行うテックイノベーションファーム。環境大臣賞を受賞した「SDGs課題と環境変化を衛星で発見『GRASP EARTH(グラスプ アース)』」は、2021年3月にリリースした専門家に依存しない衛星解析AIプラットフォーム「GRASP EARTH」を利用して、光学やSARなど様々な衛星画像を「全地球対象」かつ「複数の撮影時間」で自動的に取得し、広域を時系列で比較して変化を発見できる技術を利用したもの。WEBブラウザがあれば利用することができ、操作方法も衛星解析の知識が無いユーザーでも使用できる容易なインターフェイスを軸に、軽石の漂着分布を日本近海からAIが発見する「軽石ビューア」や森林伐採などSDGs課題解決に向けたアプリケーションを提供している。

第5回宇宙利用開発大賞 / Ridge-i