2022年03月24日 12:58

凸版印刷は、住まいの生活動線上で自然と健康情報を収集・蓄積し、個人の健康状態の確認や、様々なヘルスケアサービスに連携が可能な「cheercle(チアクル)」を、3月24日よりハウスメーカーやデベロッパー向けに本格的に販売開始する。

近年、生活者の健康意識の高まりを受け、より健康な身体をつくる生活習慣の改善や日常的な健康管理への注目が高まり、ヘルスケアのスマートフォンアプリやウェアラブルデバイスの活用が広がっている。凸版印刷は、住まいそのものに健康を応援する機能を付与することができないかと考えた。同社は1956年より建装材印刷事業を開始し、60年以上に渡って意匠性や機能性、環境適性に優れた建装材を提供。また、建装材に各種センサーなどIoT機器を組み合わせることで、居住者の見守りなどの社会課題解決に貢献するまったく新しい建装材を提供する「トッパンIoT建材」事業を展開している。「cheercle」は、こういったノウハウを活かして、住まいが暮らす人の健康習慣の定着をサポートするサービスとして開発した。

第一弾として、床埋め込み型の「cheercleメーター」と、センシングと表示機能を備えた洗面空間向けの「cheercleミラー」を組み合わせ、毎日の生活の中で自然と体重、体脂肪率、BMIや肌温度などの情報を測定。収集したデータは独自に開発したクラウド上の「cheercleプラットフォーム」にストックし、「cheercleミラー」やスマートフォンでいつでも確認することが可能なサービスを提供する。

価格はオープン価格。

cheercle