2022年03月15日 12:49

SEAMESと大学生5人は、100日間100人が洗わずにメリノウール100%のTシャツを着続けることができるのか、という実験型プロジェクト「無洗百人」を4月1日から開始する。

海洋流出しているマイクロプラスチックの最大原因は、合成繊維で作られた服の洗濯によるもの。年間推定150万トンが流出し、そのうち35%を化学繊維が占めるとされ、人間が一週間に体内に取り込んでいるプラスチックの量は約5g、クレジットカード一枚分と言われている。「無洗百人」は、「洗わなくても良い服を作り、マイクロプラスチック問題に挑みたい」という想いから始まった。防臭効果にとても優れたメリノウールのTシャツを用いれば、洗わずに着続けることも不可能ではない、という考えから、同プロジェクトを始動。より多くの人を巻き込み、インパクトのあるプロジェクトとするため、100人が100日間メリノウール100%のTシャツを着続ける「無洗百人」を開始する。

同プロジェクトは、イタリアの老舗毛織企業であるレダジャパンのサポートのもと、高品質なレダ社のメリノウール100%のTシャツを用いて、プロジェクトが行われる。公式サイトよりTシャツを購入することで、無洗百人への参加となる。1日12時間以上着用し、自分の中で限界だと感じたら、脱落可能。必ず100日間着用し続けなければいけない訳ではない。100日期間中には、希望者が参加できる羊毛刈り体験やREDA社本社と中継をつないだオンライン工場見学等のイベントを企画予定だ。

参加者募集は3月31日まで。

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