2022年03月15日 12:44

株式会社「メイワ」では、山間部や地方に住む高齢者の新しい移動手段として、電動トライクの可能性を探るために試乗モニター募集を行う。

昨今の社会問題とされている高齢者による交通事故。事故を起こす前に、免許証の自主返納する人も増えてきたが、免許返納後に起こりうる問題が「認知症」。免許返納後の高齢者は、中距離~長距離の移動ができなくなるため、移動手段は徒歩か自転車になり、毎日見る景色が同じになる。そのため脳への刺激が減少し、認知症のリスクが高まるという問題があるという。実際、免許返納後の高齢者は約2倍も認知症が進行してしまうといった研究結果も。

そこで、同社では自動車よりも運転ミスを起こしにくいと考えられる「電動トライク」に着目した。「電動トライク」はアクセル、ブレーキ、ハンドルの全てを手だけで操作を行う。危ない状況に陥った際に「脳」が判断をし、信号を送る先が「手」だけに集中するため、自動車よりも事故を起こしにくい。

このたび同社では、電動トライクの試乗モニターに協力できる人を募集する。参加者には明和整備が取り扱う電動トライクを送り、試乗期間中、住んでいる地域で自由に運転してもらう(試乗期間は1ヶ月間)。試乗期間終了後に、地方の新しい移動手段として電動トライクの可能性、今後の改良について、製品フィードバックアンケートの回答をしてもらう。モニター募集期間は3月15日~31日。費用は無料。応募フォームはこちら