2022年03月14日 15:48

10月14日は、1872年に新橋~横浜間に日本初の鉄道が開業してから150年。交通新聞社では、このたび、鉄道をテーマにした短編小説を募集する「鉄文」文学賞を実施する。
同社では「JR時刻表」「旅の手帖」などの月刊誌、鉄道関連書籍・新書・児童書などを出版し、Webメディア「トレたび」「さんたつ」を運営してきた。このたび、この節目の年に「鉄道開業150年 交通新聞社 鉄道文芸プロジェクト」、通称「鉄文(てつぶん)」を始動することとなった。鉄道×文芸による多彩な企画を展開し、旅や鉄道の新たな魅力を開拓していく。
このプロジェクトの一環として、鉄道をテーマにした短編小説を募集する「鉄文」文学賞の実施が決定した。最終選考委員には、小説家の有栖川有栖さん、温又柔さん、滝口悠生さんを迎え、ジャンルや鉄道に関する知識・専門性は問わず、幅広く作品を募集する。賞としては、大賞(1名)には記念品・賞金10万円、ほか。
募集するのは「鉄道」をテーマとした未発表小説。純文学、時代小説、ミステリー等のジャンルは問わず、また鉄道に関する知識や専門性が選考の基準とはならない。400字詰原稿用紙換算20~30枚(30字×40行で6~10ページ)の作品で、締め切りは7月31日。最終選考まで進んだ作品は9月中旬に作品名と筆名を公式サイトなどで公表し、発表は10月中旬、同社発刊の雑誌・Web等に掲載(予定)。詳しくはこちら。