2022年03月14日 12:02

新書館は、3月14日、バレエのヴァリエーションに特化した解説本「バレエ・ヴァリエーションPerfectブック」を刊行した。
「ヴァリエーション」とは、舞台上で主役や主要な役のダンサーがひとりで踊る踊りのこと。本書では、発表会やバレエ公演でよく踊られるヴァリエーションについて、作品の歴史やストーリー、主な登場人物、音楽の魅力、キャラクターの性格や振付のポイントまで完全網羅して紹介している。バレエを踊る時、観る時に知っておきたい内容がぎゅっと詰まった一冊だ。
著者は、バレエ・ダンスの専門誌「ダンスマガジン」や各紙のダンス批評欄でもおなじみの海野敏さん。踊りのポイントを解説する「振付を研究しよう!」のコーナーは、谷桃子バレエ団の元プリマで現在は同団の芸術監督を務める高部尚子先生による監修だ。バレリーナをめざす子どもたちや長年のバレエ愛好家はもちろん、バレエに興味を持ち始めた小さな子どもやその保護者にも、バレエの魅力をわかりやすく伝えてくれる。また、国内バレエ団をはじめ、世界各国の有名バレリーナの写真をふんだんに使用し、物語の情景や舞台のようすを想像しながら読むことができるのもポイント。読み物としてだけでなく、バレエ写真集としても楽しめる。「輝く★ダンサーファイル」では、ヴァリエーションごとにその役柄を踊る素敵なバレリーナを紹介。ダンサー一人ひとり、その踊りの魅力や表現について語ってもらう。
定価は1800円(税抜)。発売日は3月14日。取り扱い店舗は、全国の書店、バレエショップ。