2022年03月14日 09:07

チームふくしまは、防災検定「ひまわり防災検定」を3月11日より受付開始する。
2011年5月、福島県の若手経営者などの有志で立ち上げた「福島ひまわり里親プロジェクト」は日本全国46都道府県(福島県除く)の個人、団体など、推定55万人以上の人に知的作業所で袋詰めしたひまわりの種を購入、育ててもらい、採れた種を福島へ送ってもらっている。それらの種を福島県内で咲かせ観光をはじめ、全国と福島の絆作りに役立てるとともに、福祉作業所の仕事を生み出すことにも繋がり、継続した震災復興支援活動を行っている。
震災から11年が経過し風化が課題となっているが、今回、同プロジェクトでは防災減災に向けた独自の防災検定「ひまわり防災検定」を3月11日より受付開始する。検定は3級、2級、1級を予定。2級では試験会場を福島県内、1級では被災3県(岩手・宮城・福島)を予定しているため、企業研修や修学旅行等で利用してもらうことで被災地の事例や被災経験者の声を実際に聴くことができ、被災地の観光振興・震災の風化対策に繋がる。2021年より試験運用を開始し、今回、満を持して本格始動に至った。
「ひまわり防災検定3級」受験料は3500円(税込)。開催場所は全国各地(オンライン受験も可)。3級はワークショップメインとなるため、5人以上からの申込み受け付けとなる。