2022年03月14日 09:00

コクヨは、3月12日、「コクヨデザインアワード2022」受賞作品計4作品を決定した。

「コクヨデザインアワード」は、ユーザー視点のものづくりの推進を目的に2002年にスタートした。以後、ほぼ毎年開催し、今回の開催で19回目を迎え、国内のデザインコンペティションの中でも歴史あるコンペティションとして認知されている。19回目を迎えた「コクヨデザインアワード2022」のテーマは「UNLEARNING」。これまで疑うことのなかった知識や感覚、積み上げた経験を一度リセットし、未来を思い描く中で求められるプロダクトのデザインを募集した。今回の最終審査では、2021年11月の一次審査およびパテント調査を経て選出された10作品のプレゼンテーションと模型審査が行われ、その後、審査員による最終審議によって受賞作品を決定した。

グランプリ(1作品)は、作品名「Flow of Thoughts」、一般名称:ノート、作者:Emilie & Joseph(Emilie-Marie Gioanni、Joseph Chataigner)。「Flow of Thoughts」は思考を整理するための日記であり、マキシマリストな世界のためのミニマリストな手帳。日々、必要ない言葉は落書きとして吐き出し、重要なものを書き留める。頭の中でざわめく声を鎮め、意味のある記憶を形づくりながら心の負担を減らすこと。考えを厳選することで思考のミニマリストになることが大切。「Flow of Thoughts」は自分磨きのツールだ。

「コクヨデザインアワード」ホームページ