2022年03月08日 19:12

両備ホールディングスは、日本空港ビルデング、およびINFORICHとともに、3月8日から、両備バスカンパニーが運行する路線バス車内において、INFORICHが提供するモバイルバッテリーシェアリングサービス「ChargeSPOT」の実証実験を開始した。同サービスを路線バス車内で展開するのは、全国で初めての試みとなる。
「ChargeSPOT」はこれまで、羽田空港や国内各地の空港、駅、公共施設や店舗等への設置展開を進めているが、観光やビジネス、日常生活の場面など、さまざまな目的での利用がある路線バスの車内で、新たに移動型の充電スポットとして、スマートフォン利用の快適な環境を提供すべく、3社が連携し本実験に取り組むこととなった。
「ChargeSPOT」は、モバイルバッテリーの便利なシェアリングサービスで、外出時にスマートフォン等の充電が不足した際に手軽にバッテリーを借りられるサービス。バッテリースタンドは、専用アプリで探すことができ、返却はどのバッテリースタンドでも可能だ。
両備バスでは、路線バス18台の車内にバッテリースタンドを設けた。バスで移動中に充電ができ、またバス車内で借りて会社、駅、学校の近くで返却することも可能。さまざまなタイミングでいつでも充電ができるようになった(岡山駅徒歩10分圏内16カ所)。また「ChargeSPOT」のデジタルサイネージを広告媒体として活用することで、路線バスにおける情報発信のデジタル化の可能性を追求している。
実証実験期間は3月8日~12月31日。