2022年03月08日 09:53

文教大学は、学生有志団体が3月13日、2回目となる地域の子どもたちに弁当を配布する「ぶんこ食堂」を開催する。

「ぶんこ食堂」は、文教大学の学生有志団体が開催する子ども食堂。国際学部3年生の内田イオナさんを中心に、「文教生と育む花畑の子どものミライ」の企画のもと、10名のメンバーで活動している。コロナ禍により、ひとり親世帯の収入が激減している家庭があることや、大学周辺地域には子ども食堂がないことを知り、子どもの居場所を作り、子どもたちに食を通じた安全と夢を提供したいという想いから、2021年11月活動を始めた。文教大学の公式マスコットキャラクター「BUNKO(ぶんこ)」から名前がつけられている。

1回目の2021年12月は、足立区の区施設で学生たちが調理した弁当を配布した。2回目となる今回は、東京あだちキャンパス周辺の子どもたちを対象に、大学内の食堂で弁当の配布を行う。学生たちは、区内で子ども食堂を運営する団体から助言をもらい、真に支援を届けたい子が来づらくならないよう、すべての子どもたちを受け入れるように呼びかけている。また、コロナ禍で思い通りの活動ができない中、いずれは「ぶんこ食堂」で子どもたちに勉強を教える機会も作りたいとの思いのもと、運営方法を模索している。

対象者はだれでも(中学生まで無料、高校生から100円)。弁当配布日時は3月13日13時~14時。場所は、文教大学東京あだちキャンパス(足立区花畑5-6-1)食堂1階。

文教大学