2022年03月04日 19:11

おうち需要やSDGsへの関心の高まりから、金継ぎの注目が高まっている。2020年2月にオープンした東京金継ぎ教室つぐつぐは、コロナ禍にもかかわらず多くの生徒が通い、この1年でその新規生徒数は180名を超える勢いと、急成長を遂げた。
金継ぎは室町時代から伝わる、割れたり欠けたりヒビが入った器を漆で修理し、その傷の表面を金や銀で装飾する日本の伝統技術。コロナ感染症拡大によるおうち需要や、長くものを大切に使う価値感の高まりで注目が高まっている。
「東京金継ぎ教室つぐつぐ」は、東京の恵比寿/広尾エリアに店舗を構え、毎日金継ぎ教室を開講している。オンライン金継ぎ教室も含めて、開講から約1年、徐々に生徒の数も増え、2月時点で生徒数は180名を超えた。
都内には他にも多くの金継ぎ教室やワークショップがある中で、つぐつぐ独自の顧客満足度調査を行った結果、選ばれる理由で多く挙がったのが「通いやすさ」となった。金継ぎをより多くの人に広めるため、つぐつぐでは週に1度、仕事帰りの人にも通ってもらえる夜の時間帯で金継ぎ教室を開講してきた。現在、平日の朝・昼・夜と土・日・祝で、様々な層の生徒が通っている。利用者の声に答え、4月以降、夜の金継ぎ教室の開講時間帯を今より1時間遅い19時スタートに変更する。色々なライフスタイルの人に、生活に合わせて無理なく金継ぎを楽しんでもらえるよう活動する。