2022年03月02日 19:27

3月2日、扶桑社より発売予定の書籍「渋谷の八百屋発[食農ビジネス]革命」(三浦大輝 著、扶桑社刊)では、三浦さんのこれまでの経験や食農ビジネスの構造、Living Rootsの目標を図解も含めて紹介している。

近年、「食」と「農業」にまつわる産業、「食農ビジネス」への注目度が高まっている。その範囲は非常に広く、「生産者が農産物を作るところから、流通・加工、そして一般消費者に農産物が渡るまで」のすべての工程が含まれる。この食農ビジネスの世界で注目を集める若き経営者が、現在26歳の三浦大輝さんだ。

三浦さんは高校入学前に地元、仙台で体験した東日本大震災を機に、食の安心・安全を自身のフィールドに定めた。現在はLiving Rootsを設立、農産物の卸売業と小売業を手掛け、生産者である農家と消費者をつなぎ、「食農ビジネス革命」を起こしているイノベーターだ。さらに、渋谷のほか、東京・根津と埼玉・大宮で「菜根たん」という八百屋3店舗の運営もしている。そのうちの東急渋谷店は、他店にはないこだわりの商品構成と商品知識の豊富な従業員の接客で多くの顧客の支持を集めている。

本書では、三浦さんがこれまでのビジネスで得たノウハウも「ヒントブック」の形で掲載。日本の農業の未来を作る若きイノベーターの思考と戦略を余すことなく知ることができる一冊となっている。

「渋谷の八百屋発[食農ビジネス]革命」は3月2日発売。定価1650円(税込)。