2022年03月01日 12:50

誠文堂新光社は、3月15日、「SDGsの教科書 10代からの地球の守り方」を発売する。
SDGsとは、「誰一人取り残さない世界」の実現に向けて2015年に国連で採択された、2030年までに目指すべき世界共通の持続可能な開発目標のこと。「サステナブル・ディベロップメント・ゴールズ」が正式名称で、17の目標が設定されている。貧困、飢餓、健康、教育、性別による格差、気候変動、平和…。さまざまなテーマを設定して、「こうなるべき」というゴールを掲げた。大きな目標を達成するためには、具体的な、より小さな目標が必要だ。それらは「ターゲット」と呼ばれ、全部で169個設けられた。
「SDGsってなんだろう?」「どうしたらそれが達成できるんだろう?」その疑問は、17の目標とは何か、169のターゲットとはどんなものなのかを知らなくては解消することはできない。パズルを完成させるのと同じで、全体を把握して初めて、自分に身近なことは何か、どんなふうに行動を変えられるかなど、具体的なアクションが始まっていく。この本では、17の目標と169のターゲットをすべて、「一つ残らず」わかりやすく解説。読み終えたら、「SDGsとはこういうもの」がわかるようになっている。17のテーマごとにコラムを設け、ジャーナリストの池上彰さんや気象予報士の天達武史さん、さらにはウルグアイの元大統領ホセ・ムヒカさん、報道の仕事で世界中の問題を自分の目で見てきたテレビ局のアナウンサーの人たちなどが担当した。
定価は1980円(税込)。発売日は3月15日。