2022年02月24日 15:25

凸版印刷は、「価値あるパッケージ」で「TOPPAN S-VALUE(R) Packaging」を掲げ、ちきゅうに価値ある「サステナブル バリュー パッケージ(R)」を提供。消費者の利便性向上と省資源化による環境配慮を両立する「チューブなパウチ(R)」を、2020年4月より販売している。このたび、「チューブなパウチ(R)」に使用できる、化粧品分野向け「ヒンジキャップ」と「専用スパウト」を新たに開発した。
SDGsなど、持続可能な社会への取り組みが注目されるなか、すべての生活者が使いやすく、より環境に配慮したパッケージの開発が求められている。「チューブなパウチ(R)」は、中身を絞りやすい、絞り切れるといった機能性が特徴。また、ラミネートチューブに比較してプラスチック樹脂の使用量を削減し、環境適性を高めるパッケージとして食品分野で採用されている。
このたびその用途を拡大するために、化粧品分野向けの「ヒンジキャップ」「専用スパウト」を開発した。これにより、片手で開封が可能に。同時に、従来仕様で胴体部分とキャップを繋ぐプラスチックパーツに付属していたプルタブをなくし、開栓時のユーザビリティが大きく向上した。
さらに「チューブなパウチ(R)」導入にあたって、都度充填設備を製作する負担軽減のため、専用の充填機を新たに開発。専用の充填シール機は高い充填精度と耐久性を誇り、メンテナンスも容易。生産能力は、2000本/時間処理が可能となっている。本製品は化粧品分野とともに、トイレタリー・医薬品分野にむけ、2022年2月より本格販売を開始する。