2022年02月21日 15:24

富山県高岡市で400年以上続く、鋳物・漆芸による伝統産業において、職人や漆芸の職人、地元の問屋メーカーなど約40名が加盟する若手組合「高岡伝統産業青年会」。このたび、10年続く工場・工房見学ツアー「高岡クラフツーリズモ」を、異業種からのゲストを招いたweb配信番組として、全国のお茶の間から楽しめるコンテンツにした。

第4弾となる今回は、新潟で金型メーカーの代表も務める覆面レスラー スーパー・ササダンゴ・マシンさんと、高岡市出身のTBSラジオプロデューサー橋本吉史さんを招聘した。「煽りパワポ」で有名なスーパー・ササダンゴ・マシンさん。彼は新潟県で金型メーカー・坂井精機の代表取締役社長も務めており、中小企業に向けた講演会なども行う。伝産会員と同じく地方都市で製造業を営む同氏を、地域おこし協力隊ならぬ「冥土おこし協力隊」に任命。

そして高岡市出身で、地元富山県や高岡市の魅力をラジオでも伝え続けているTBSラジオプロデューサー橋本さんを、高岡市の伝統工芸の新しい可能性を牽引していく「牽引者」として任命した。

「プロレス × 伝統工芸」での新しい発想からのモノづくりを共同企画・開発。なおその様子を、3月27日より、順次Youtubeで公開する。二人の視点を通し、仏具製造シェアNo.1でありながらも、販売先となる寺院数の減少や発信力不足など、さまざまな課題を抱える高岡市の伝統工芸の新たな価値を発掘することを目指す。