2022年02月16日 09:47

マックスは、第12回マックス「心のホッチキス・ストーリー」受賞作品を決定した。
マックスは、「心のホッチキス・ストーリー」と題し、「あなたが今、心にホッチキスしたいこと」をテーマに、ショートストーリーを募集。2021年8月2日~9月30日までの募集期間で、全国から1万1720件の応募があった。第1回からの累計応募総数は今回10万人を突破し、10万6966件となった。
学校ではオンライン授業や分散登校から対面授業への移行を模索し、仕事ではリモートワークの定着などによる働き方の多様化が進む現在、社会とのつながりや他者との交流について考える機会が増えた一年となった。応募作品には、在宅時間が増えたことで気づいた周囲の人々とのつながりや絆を改めて考えながら、かけがえのない思い出や大切にしたい人への感謝を表現する内容が多く寄せられた。
今回の「マックス・心のホッチキス大賞」には、塾帰りの遅い時間の電車で、いつも乗り合わせる人たちから寝過ごさないよう声をかけられたことがきっかけで交流が生まれ、相談した際にかけてもらった言葉が今でも苦しい時の励みになっていることを綴った作品を選定した。「マックス・U-18大賞」には、夏祭りの中止で落ち込んでいた作者が、従姉妹がかけてくれた一言から思い出に残る楽しい浴衣での女子会を自宅で開催できた作品など3点が、「マックス賞」には、集団就職で旅立つ前に祖母が教えてくれた継ぎ当てとボタン付けがその後の社会人生活で役立ち、祖母の微笑みと共に今も心に残っていることを綴った作品など5点が入賞した。