2022年02月15日 15:39

サーモスは、約20年ぶりに復活した炭酸飲料対応の保冷ボトル「サーモス 保冷炭酸飲料ボトル(FJK-500/750)」を、3月1日より発売する。
サーモスでは、初めてとなる炭酸飲料対応ボトル「真空断熱イージーキャップボトル(FDD-500)」を2000年に発売している。当時、スポーツボトルのラインアップ拡充を検討する中で、水筒に入れることが難しいとされていた炭酸飲料に着目。試行錯誤しながら、ガスの圧力によりフタが開きにくくなる、中せんが外れるなどの現象に対応できる新たな飲み口や中せん構造を開発。2004年まで販売した。
その後、炭酸飲料の需要の高まりと「炭酸飲料を冷たいまま持ち運びたい」との声を受け、新たな炭酸飲料対応ボトルの開発に着手。改良を重ね、約3年をかけて本製品の発売に至った。このたび新発売する製品は、「真空断熱スープジャー」の製品開発で培ったノウハウを応用した新構造のフタを採用。ステンレス製魔法びん構造の優れた保冷機能で、炭酸飲料の冷たさをキープする。
炭酸飲料に対応した新構造のフタは、スープジャーのフタを開けやすくする「クリックオープン構造」を応用。せん本体に設けた圧力開放穴が、開栓時と内圧が高まった時に圧力を逃がす。フタを少し回すとシュッと圧力が抜け、さらに回すと開くという2段階構造で、開けやすく、炭酸が吹きこぼれにくい。万が一圧力開放穴が機能しなくなった場合でも、左右2カ所の溝から圧を逃がす2重の安心設計。0.5Lと0.75Lの2サイズを展開する。